📅 リリース情報
- 申請日: 2024年4月3日(16:43)
- 公開日: 2024年4月5日(04:58)
🎮 ゲーム概要
新作アプリ「脱出ゲームー山姥ノ森ー」をリリースしました!
本作は、3Dモデルを使ったアイソメトリックビューの脱出ゲームです。
プレイヤーは、謎めいた山奥の森に迷い込んだ主人公を操作し、アイテムを集めたりパズルを解いたりしながら脱出を目指します。
操作はシンプルで、アイテム収集や簡単な謎解きがメイン。
全体のボリュームは少なめですが、今回は“システムテスト”も兼ねた試作的な意味合いもあるため、短編であることをご理解いただければと思います。
(正直、評価は割れるかもしれません……!)
💡 開発のきっかけと目的
前回アプリをリリースしたのは、約2年前。
その後は完全に開発を止めていたわけではなく、ChatGPTを活用しながら、Unityで使えるコードの生成やシステム構築を模索していました。
今回のテーマは「再利用できる脱出ゲーム用システムの構築」です。
たとえば以下のようなシステムを汎用化しています。
- アイテム取得・使用処理
- タッチ移動
- メッセージウィンドウ
- 謎解きスクリプト
これらを“使い回せる形”で作ることで、次回作以降の開発スピードを上げていくのが狙いです。
🛠 開発の流れと工夫
まず行ったのは企画と仕様の決定。
どんな世界観やギミックにするかをChatGPTに相談しながら、自分が楽しく作れそうな方向性を選びました。
そこから、共通で使えるシステム部分をひとつずつ構築。
スクリプトの多くはChatGPTの力を借りて作成しました。
最近のChatGPTは精度がかなり上がっていて、コード単体ならエラーもほとんどなくスムーズに進められました。とはいえ、複数のスクリプトが連動する場合の調整はやはり自力で行う必要があり、全体の構造を理解しておくことの重要性を改めて実感しました。
ちなみに、アプリアイコンにはAIで生成した画像を使用しています。画像生成技術の進化もすごいですね。
📦 Addressablesを試してみた
今回初めてUnityのAddressablesを導入してみました。
今まではずっとResources
を使っていたのですが、そろそろ切り替えた方がいいかなと思って挑戦。
実際、今回のプロジェクトでは動的に読み込む要素が少なかった(SEくらい)ため、劇的な変化はありませんでしたが、導入は意外と簡単でした。
Androidでは、アプリサイズが150MBを超えるとAsset Bundle分割が必要になるので、今後のためにもAddressablesに慣れておく価値はあると感じました。
📝 ストア提出について
ストアへの提出については、前回とほぼ同じ流れで、特に詰まる部分もなく進行。
少し前に「内部テスト20人が必要になる」という話を見て少し心配していましたが、今回は問題なくリリースできました(おそらく新規アカウント向けのルールですね)。
申請から公開までの期間も約1日半と、以前と同様のスピード感でした。
🔧 今後の改善点と展望
今回の開発で感じた改善点や次回に活かしたいことをまとめておきます。
- 最初に必要な機能を明確にする
→ 実装だけして使わなかった機能がいくつかあったので、無駄を減らしたい。 - まずChatGPTに相談する癖をつける
→ 一人で悩まず、AIの提案をもとに進めると効率的。 - iOS版のリリースも視野に入れる
→ 今作はAndroidのみですが、次回作のボリュームを見て判断予定。
🙌 最後に
『山姥ノ森』は、今後のゲーム開発の土台となるような位置づけの“試作作品”です。
物語やステージはシンプルですが、自分の中では大きな一歩となりました。
これからも、システムを強化しつつ、より面白く、遊びごたえのある作品を作っていきたいと思っています。次回作もどうぞお楽しみに!
ご感想・ご意見などもお待ちしています!
今後ともよろしくお願いします!